10年ほど前にご自身で制作されたものだそう。
お子さんのお茶碗として使っていたら割れちゃって….とお持ち頂きました。
仕上げ方法はまだ迷っているとこのことで、とりあえず接着。
この作業はすごく快感なのです。
形が視覚にハッキリと戻ることと、パズルが完成したときみたいな感じ。
10年ほど前にご自身で制作されたものだそう。
お子さんのお茶碗として使っていたら割れちゃって….とお持ち頂きました。
仕上げ方法はまだ迷っているとこのことで、とりあえず接着。
この作業はすごく快感なのです。
形が視覚にハッキリと戻ることと、パズルが完成したときみたいな感じ。
ビオあつみのジャムをおみやげに頂きました。
私は梨をセレクト。
トローリ、果実はサクサク、シナモンが効いててかなり美味しい!
ものすごーく手抜きな朝ごはんがバージョンアップされたような。。
温めたコストコのディナーロールにインスタントコーヒー、だけど、少し早起きしてゆったり出来た休日の朝でした。
脚付小鉢。和食器です。
不思議な形に欠けて割れていた~。
直せば勝手に個性が出て、魅力が増すのがこの修理方法の魅力。
どんな器にもそれぞれ歴史があって、それを表す傷があって、それが個性になってまた再生するってすごいなー、
かっこいいなーと、ずっと思っています。
青い器に銀が映える。
和の青い食器に銀は間違いないですね。
そういえばプラチナ粉を仕入れましたので今後はプラチナ仕上げも受付けます。
銀仕上げと違ってシルバーの輝きがずっと続きます。
金額は金と同じです。
きれいにまっぷたつに割れたうつわ。
こちらは裏側の汚れを落とすのに時間がかかったけれど仕上がりは満足。
何のせるのかな~
欠けと割れを銀で継ぎました。
かけらをひとつ持ってきてもらったんですが、よくよくみるとかけらも五つに割れていまして、すべてかっちり繋げて。
全部パーツがそろっていたから刻苧の使用も無し。
細かい継ぎ跡が愛おしい。
可愛い。
カジュアルな器なので、黒く変色していくのが似合うんじゃないかなと。
プレゼントで頂いたものだそうです。また彼女の日常に戻っていくのがうれしい。
工程1
・欠けの場合
パテ(刻苧(こくそ)といいます)で埋めます。
刻苧とは本漆と骨材を混ぜて作った漆のパテです。粘土のように、欠けの部分に埋め込みます。
・割れの場合
パーツを組み合わせて漆を接着剤にしてつなぎます。
漆は余分が出ないように、つまようじを使ってうすくうすく接着面に塗ります。
塗り残しがないように気を付けます。そのあとで
ズレがないようにしっかりとテープで固定します。
・ひび(にゅう)の場合
漆をしみこませて強度を高めます。
工程2
中塗り
・欠け、割れをつないだ部分にさらに漆を塗りこみます。
このときの余分な部分は乾いた後に削るので太さはそんなに気にせずに。
しっかりと中まで漆をしみこませるのが目的です。
工程3
・工程2の中塗りで塗った漆の余分な部分を削ります。
工程4
上塗り
・更に漆を塗り、乾いた来たところに金粉、または銀粉を撒きます。
漆を塗った部分にゴミが入ったり凹凸があるときれいな面になりません。乾かす時もゴミが入らないように気を付けます。
湿気のあるところで1か月ほどおいて漆が硬化したら完成です。
漆は湿気のあるところの方が硬化しやすいのです。お風呂場なんかが最高です。
ただお風呂場にずっと器を置いておくのも難しいので、ふつうに室で乾かします。最高の環境ではありませんがきちんと硬化します。
完成したらしまいこまないで、またたくさん使ってください。普通にごはんをよそって普通に水で洗うのが漆のうつわに一番良いのです。
お化粧してある金粉やプラチナ粉ははげてくることもありますが、それも味。
金粉は巻きなおすこともできますのでお気軽にご連絡を。
画面左側の欠けと真ん中に走ったひびを銀でお直し。
和食器の柄って金継ぎが映えるなぁ。
ぽきんと折れた取っ手。
落としちゃったんでしょうか。
本漆でがっちり止めました。
素朴なデザインと色合いが金によく合います。